平成25年度 熊本県教育情報化推進事業における指導者養成講習会
1 目的
本県児童生徒の情報活用能力の育成を目指し、学校教育活動における効果的なICTの活用や情報モラル教育等を推進していくために、教職員の情報教育における指導者(地域リーダー、校内リーダー)の育成を図る。
※ICT:情報通信技術、Information and Communication Technologyの略
2 場所
くまもと県民交流館パレア10階 【熊本市南千反畑】
3 ねらい
(1)学習指導要領及び教育の情報化における情報教育の方向性や、熊本県教育情報化推進事業のねらい及び意義に対する理解を深める。
(2)児童生徒の学力の向上を目指した効果的なICT活用による授業改善及び情報セキュリティの意識(情報モラル等)の育成について、事例等から学び、協議等を通して実践的指導力を身に付ける。
(3)ICT活用ガイドブック「ICTを活用して豊かな授業をめざす」及び「授業でのICT活用実践事例ガイド」、平成24年度「授業でのICT活用・情報モラル教育に関する好事例の収集・普及・促進プロジェクト」作成のWebサイト等の資料を活用し、各学校における校内研修を推進する。
(4)小・中学校においては、各教育事務所及び山鹿市教育委員会が実施する研修で、本講習会の参加者が講師となり、各学校における校内リーダーを育成する。また、県立学校においては、本講習会を受講した研修者が校内リーダーとなる。
4 日程 平成25年6月7日(金)午前10時~午後16時30分
9:30 受 付
9:50 開会行事(あいさつ、日程説明、不祥事防止への取組)
10:00 講義1:講話【全体会】
本県の教育の情報化施策等について
講師:教育政策課 指導主事 2名
10:40講義2:講話【全体会】
「今求められる児童生徒の情報活用能力の育成(仮題)
~児童生徒の主体的なICT活用を通して~」
講師:小柳和喜雄 教授(奈良教育大学)
12:00昼 食
13:00講義3:講話【全体会】
「児童生徒の情報活用能力の育成~特別支援教育の視点から(仮題)」
講師:金森 克浩 総括研究員(国立特別支援教育総合研究所)
14:30協議1:ワークショップ【分科会】
「各学校における教育の情報化の展開」
※小・中学校、高等学校(県立中学校含む)、特別支援学校の3会場にて実施。
①実践報告等
外部講師による模擬授業や実践発表、受講した中央研修
(校内での教育の情報化の推進及び授業におけるICTの効果
的な活用等)の報告等
②質疑・応答、協議
進行:教育センター指導主事
助言:各教育事務所指導主事
※高等学校、特別支援学校部会では教育センター指導主事
14:30協議2:ワークショップ・研修計画の立案【分科会】
○小・中学校(県北地区と県南地区に分け、2会場で実施)
※地域ごとに計画案を検討し、事前打合せを行う。
※検討された案をもとに、地域ごとの協議、事前打合せを経て、校内リーダー研修を
計画・実施する。
※事前打合せ、及び校内リーダー研修には県立教育センター指導主事が参加する。
○高等学校(県立中学校含む)、特別支援学校 (2会場で実施)
※昨年度の各学校の実施報告書をもとに校内研修の計画案を作成する。
※グループに分かれて校内研修の計画案を検討する。
16:30閉会 アンケート記入
5 講師
○講義1 教育庁教育政策課 指導主事2名(義務制・県立)
○講義2 奈良教育大学 小柳和喜雄 教授
○講義3 国立特別支援教育総合研究所 金森 克浩 総括研究員
○協議1 実践発表 水俣市立水俣第二中学校 橋爪 亮彦 教諭
県立鹿本高等学校 相葉 忠臣 教諭
県立聾学校 山田 京子 教諭