平成16年度 熊本県高等学校生徒理科研究発表大会出場作品(H16.10.31)

森林の保水力

熊本県立第一高等学校 地学部(1年東、宇住庵)

実験の動機

熊本市では上水道用水などの水を全て地下水でまかなっています。しかし、最近地下水位の低下が報じられるようになりました。その代表的な例として、八景水谷公園の水位はかなり低くなっているそうです。地下水は、かん養地の土壌に染み込んで下流に流れます。そこで、森林などの土壌の保水力について調べてみることにしました。

実験内容

粒の大きさの違いで保水力がどのように違うのかを調べる。

場所の違いで保水力がどのように違うのかを調べる。

有機物の量の違いで保水力がどのように違うかを調べる。

実験器具

実験方法その1・粒の大きさ

有機物などが混じっていない土の粒を
 2000μ
 840μ
 420μ
 250μ
 105μ
の大きさにわける。
1.ペットボトル(500cc)にろ紙をはめ、水で濡らす。
2.容器全体の質量を量る。
3.土を100cc取り、質量を量る。
4.水を土に染み込ませる。
10 5.水が下から出てきたら、水が出てしまってから質量を量る。
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実験方法その2・場所の違い

畑・水田・草むら・杉林・運動場の土を採ってきて、1〜5の実験をする。
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実験方法その3・有機物の量の違い

有機物を作るために枯葉などを細かくすり、有機物が入っていない土に2g・4g・6g・8gと量を変えて1〜5の実験をする。
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考察

実験から有機物の含有率が高ければ、保水力も増すということが分かりました。有機物は草木の枯葉や根などからできます。つまり、保水力を増すためには森林が非常に必要となってくると思われます。
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